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子どもの感情コントロールが劇的に変わった!親がすぐ実践できる5つの方法
「またか…」って思ったこと、ありませんか?
ちょっとしたことでギャン泣き、思い通りにならないとすぐ怒鳴る、癇癪が止まらない。毎日毎日、感情の波に振り回されて、親のほうが先に限界を迎えそうになる。正直、「うちの子だけどうしてこうなんだろう」って落ち込んだことも一度や二度じゃないですよね。
私もそうでした。
娘が4歳のころ、スーパーのお菓子売り場で「これ買って!」と言われて断ったら、床に寝転がって泣き叫ばれたことがあります。周りの視線が痛くて、私もパニック。「わかった、わかったから!」と折れてしまい、帰り道ずっと自己嫌悪でした。あのときは本当に、どうすればいいかわからなかったんです。
子どもが感情的になるたびに、どう対応すればいいかわからなくて、一緒になって感情的になってしまったり、逆に無視してしまったり。そんなことを繰り返して、「このままじゃいけない」と思って心理学や子育て本を読みあさった時期があるんです。半年で15冊くらい読んだと思います。
そこで気づいたのが、「感情コントロールって、子どもに突然できるようになれと言っても無理」ということ。でも、親のアプローチを変えることで、子どもの感情の扱い方は確実に変わっていくんです。
この記事では、感情的になりやすい子どもへの具体的な関わり方を5つにまとめて紹介します。どれも特別な道具は必要なく、今日から試せるものばかりです。ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも、なぜ子どもは感情をコントロールできないの?
まず大前提として知っておいてほしいのが、子どもが感情的になるのは「わがまま」でも「育て方が悪い」わけでもないということ。
脳科学的に見ると、感情をコントロールする前頭前野は、なんと25歳ごろまで発達し続けると言われています。小学生や幼児が感情を抑えられないのは、ある意味「脳がまだそこまで育っていない」という発達段階の話なんです。
これを知ったとき、正直ホッとしました。「うちの娘だけが特別感情的なわけじゃないんだ」って。それまでは「私の育て方が悪いのかな」「もっと厳しくしないとダメなのかな」と自分を責めていたので。
だから、「なんで落ち着けないの!」と叱っても、子どもには正直どうしようもない部分があるんですよね。大事なのは叱ることじゃなくて、感情との向き合い方を一緒に練習していくこと。これが基本スタンスです。
ある研究によると、感情をうまく扱える子どもは、学校での友人関係が良好で、学業成績も高い傾向があるそうです。感情コントロールは単なる「しつけ」の問題じゃなくて、子どもの将来にも関わる大事なスキルなんですよね。
子どもの感情コントロールを育てる5つの方法
① 感情に「名前」をつけてあげる
子どもが怒ったり泣いたりしたとき、まずやってほしいのが「感情の言語化」です。
「今、悔しかったんだね」「びっくりして怖かったんだね」というふうに、子どもが今感じていることを言葉にして伝えてあげる。これだけで、子どもは「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じて、少し落ち着けるんです。
心理学ではこれを「感情のラベリング」と呼んでいます。感情を言葉にするだけで、脳の興奮が鎮まることが研究でも示されているんですよね。
うちの娘が年長のとき、お気に入りの折り紙作品を弟(いとこ)に壊されて大泣きしたことがありました。最初は「泣いてもしょうがないよ」と言いそうになったんですが、グッとこらえて「一生懸命作ったのに、壊されちゃって悲しかったね。悔しいよね」と声をかけたんです。そしたら娘、泣きながら「うん…すごく悲しかった」と言って、2〜3分で落ち着いたんですよ。以前なら30分は泣き続けていたのに。
実際にやってみると、最初は子どもが「違う!」と言ってくることもあります。でもそれでいい。「じゃあ、どんな気持ちだった?」と聞き返すことで、子ども自身が自分の感情を探す練習になるので。
ポイントは、親が決めつけないこと。「悔しかったんでしょ!」じゃなくて「悔しかったのかな?」と疑問形で聞くと、子どもも「違う、悲しかったの」と自分で考えて答えてくれます。
② 怒りのピーク時には「6秒ルール」を使う
アンガーマネジメントの世界でよく使われるのが「6秒ルール」です。人の怒りのピークは約6秒と言われていて、その6秒をやり過ごすだけでグッと落ち着きやすくなる。
子どもが爆発しそうなとき、「6数えてから話そう」と伝えてみてください。最初は難しくても、繰り返すうちにだんだんできるようになります。
正直、最初の1ヶ月は全然うまくいきませんでした。「6秒数えよう」と言っても「いやだ!!」と拒否されるし、数えてる途中で怒りが再燃したり。でも諦めずに続けたら、2ヶ月目くらいから娘が自分で「…6秒」とつぶやくようになったんです。
ポイントは「落ち着きなさい!」と命令するんじゃなくて、「一緒に6秒数えよう」と親子でやること。親も一緒にやることで、子どもも取り組みやすくなるし、親自身の感情も整理できて一石二鳥なんです。
うちでは「1、2、3、4、5、6」と数えるだけじゃなくて、「ふーっ」と深呼吸を3回するパターンも取り入れています。娘は深呼吸のほうが好きみたいで、今では怒りそうになると自分から「ふーってする」と言うようになりました。小学1年生でこれができるようになったのは、正直すごいと思っています。
③ 感情を「出してもいい場所」を作る
感情コントロールというと「感情を抑える」イメージがありますよね。でも実は、感情は適切に出すことも大切なんです。
怒ってもいい時間・場所を作ってあげることで、子どもは「感情を爆発させること」と「適切に表現すること」の違いを学んでいきます。たとえば「クッションを思いっきり叩いていい」「声に出して『悔しい!』と言っていい」など、安全な発散方法を用意してあげる感じです。
うちでは娘の部屋の隅に「もやもやコーナー」を作りました。大きめのクッションを2つ置いて、「ここでなら思いっきり怒っていいよ」と伝えたんです。最初は「えー、変なの」と言っていた娘ですが、実際にイライラしたときに「もやもやコーナー行ってくる」と自分から移動するようになりました。
面白かったのは、もやもやコーナーに行った娘が、クッションを3回くらいバシバシ叩いた後、スッキリした顔で「もう大丈夫」と戻ってきたこと。所要時間わずか1分。以前は30分以上ぐずっていたことを思うと、劇的な変化です。
「何を言っても怒られない時間」を意識的に作るだけで、子どもの心の安全基地になれるんですよ。ただし、物を投げたり人を叩いたりはNGというルールは明確にしておくことが大事です。
④ 落ち着いているときに「感情の話」をする
感情的になっているとき、子どもに正論を言っても入らない。これ、やってしまいがちなんですけど本当に効果がなくて。
以前の私は、娘が泣いている最中に「だから言ったでしょ」「こうすればよかったのに」と説教してしまっていました。でも娘は全然聞いていない。むしろ余計に泣く。当たり前ですよね、脳がパニック状態のときに論理的な話なんて入るわけがない。
感情の扱い方を教えるのは、子どもが落ち着いているときが絶対ベストです。食事のとき、寝る前のリラックスした時間に「今日は〇〇で悔しかったんだって?どんな気持ちだった?」と話すだけで十分。
うちでは寝る前の絵本タイムの後、5分くらい「今日どんな気持ちだった?」と話す時間を作っています。最初は「わかんない」と言われることも多かったですが、続けているうちに「今日ね、給食でおかわりできなくて悲しかった」とか「図工で褒められて嬉しかった」とか、自分から話してくれるようになりました。
日常の会話の中で感情について話す習慣をつけることで、子どもは「感情は話していいものだ」と感じるようになります。これが長い目で見たときに、すごく大きな差になっていくんです。
⑤ 親自身の感情コントロールを見せる
これが一番大事かもしれない、と個人的には思っています。そして一番難しい。
子どもは親の感情の扱い方をそのままコピーします。親がイライラしたときに怒鳴ったり物に当たったりしていると、子どもも同じようにします。逆に、親が「ちょっと待って、深呼吸する」「今日は疲れてるからちょっとだけ一人の時間もらうね」と感情を言葉にして対処していると、子どももそれを学びます。
恥ずかしい話ですが、私は以前、仕事でストレスがたまると家で物を乱暴に置いたり、ドアをバタンと閉めたりしていました。ある日、娘が怒ったときにおもちゃを投げたんです。「なんで投げるの!」と叱ったら、「だってパパもバンってするじゃん」と言われて、頭をガツンと殴られた気分でした。
それ以来、私も娘の前でイライラしそうになったとき「パパ今ちょっとムカってしてる。でも落ち着くから少し待って」と言うようにしています。最初は照れくさかったですが、続けていたら娘も真似して「私も今ムカってしてる。でも落ち着く」と言うようになりました。
完璧にはできないです。私も未だにイライラして声を荒らげてしまうことはあります。でも大事なのは完璧を目指すことじゃなくて、失敗したときに「さっきはごめんね。パパも怒りすぎちゃった」と謝ること。親が自分の感情について正直に話すことで、子どもも感情と向き合いやすくなるんじゃないかなと思っています。
失敗談:逆効果だったアプローチ
ここまで「うまくいった方法」を紹介してきましたが、正直、失敗もたくさんありました。同じ失敗をしないように、やってしまいがちなNGパターンも共有しておきます。
失敗①「泣かないの!」と感情を否定した
これ、一番やりがちでした。「泣いたってしょうがないでしょ」「男の子(女の子)なんだから我慢しなさい」みたいな声かけ。でもこれ、子どもには「自分の気持ちは受け入れてもらえないんだ」というメッセージになってしまうんですよね。結果、余計に泣くか、感情を押し込めるようになるか。どっちにしても良くない。
失敗②ご褒美で感情をコントロールしようとした
「泣き止んだらアイス買ってあげる」とか「怒らなかったらシール貼れるよ」とか。一時的には効果があるんですが、だんだんエスカレートするし、ご褒美がないと感情をコントロールしない子になってしまいます。今思えば、短絡的でした。
失敗③無視した
「泣いてても相手にしなければ泣き止む」と思って無視したことがあります。確かに泣き止んだこともありましたが、娘の表情がどこか寂しそうで。後から調べたら、これは感情を学ぶ機会を奪っているのと同じだったんですよね。反省しています。
まとめ
子どもの感情コントロールは、一朝一夕で身につくものではありません。でも、親が意識してアプローチを変えることで、確実に変化は起きます。5つの方法をまとめると:
- 感情に「名前」をつけてあげる(ラベリング)
- 怒りのピーク時には「6秒ルール」を使う
- 感情を「出してもいい場所」を作る
- 落ち着いているときに感情について話す
- 親自身が感情コントロールのお手本になる
全部一気にやろうとしなくて大丈夫です。うちも全部できるようになるまで1年以上かかりました。まずは一つだけ、「今日から感情に名前をつけてみる」くらいの気持ちで始めてみてください。
娘は今、小学1年生。まだまだ感情的になることはありますが、4歳のころと比べたら雲泥の差です。スーパーで床に寝転がって泣くことはもうないし、怒ったときも「ふーってする」と自分で対処できるようになりました。
子どもの成長を信じて、一緒に練習していきましょう。親の私たちも、子どもと一緒に成長していけばいいんです。
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