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非認知能力は家庭で育てられる!今日からできる具体的な育て方7選
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「うちの子、勉強はできるけど、なんかメンタルが弱くて…」「テストの点数より、もっと大切なものを育てたいんだけど、何をすればいいの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私も娘が小学生になったころ、「成績だけを追いかけてていいのかな」って、なんとなくモヤモヤしていたんですよね。算数のプリントで100点を取ってきても、友だちとちょっとトラブルがあると帰ってきてから2時間くらいずっと塞ぎ込んでいたり。「この子、点数は取れるけど、心の土台がグラグラしてないか…?」って、正直焦りました。
そのときに出会ったのが「非認知能力」という言葉でした。
最近、教育の世界でもすごく注目されているこの言葉。簡単に言うと、テストでは測れない「生きる力」のことです。そしてこれ、家庭での関わり方次第で確実に育てることができるんです。
今回は、非認知能力の育て方を家庭で実践できる形に落とし込んで、わかりやすくお伝えします!
そもそも非認知能力って何?
非認知能力とは、IQや学力テストみたいに数字で測れない力のことをまとめて言います。具体的には、こういうものが含まれます。
- やり抜く力(グリット):困難にぶつかっても諦めない力
- 自己肯定感:自分はOKだと思える感覚
- 感情のコントロール:怒りや不安をうまく扱える力
- 共感力:相手の気持ちを察する力
- 好奇心・探究心:何かに興味を持って深めていく力
「頭がいいだけじゃ幸せになれない」ってよく言いますよね。まさにその「頭のよさ以外の部分」が非認知能力です。
ハーバード大学などの研究でも、幼少期に非認知能力が高い子どもほど、大人になってから収入・健康・人間関係のすべてにおいて良い結果を出しやすいというデータが出ています。アメリカの有名な「ペリー就学前プロジェクト」では、幼児期に非認知能力を高める教育を受けた子どもたちを40年間追跡調査した結果、そうでないグループと比べて年収が高く、持ち家率も高く、犯罪率は低かったんです。
テストの点数より、ずっと長く人生に影響するんですよね。だからこそ、小学校低学年までの今の時期に意識しておきたいんです。
非認知能力は家庭で育てられる
ここが大事なポイントなんですけど、非認知能力って特別な塾や習い事がなくても、家庭の日常の中で育てることができるんです。
むしろ、家庭でのコミュニケーションや親の関わり方のほうが、習い事よりずっと影響が大きいくらい。
私も最初は「何か特別なことをしないといけないのかな」と思って、非認知能力を伸ばす系の習い事を調べたりしました。でも調べれば調べるほど、「結局は毎日の声かけや関わり方なんだな」という結論に行き着いたんですよね。
娘が幼稚園の年長だったころ、発表会で失敗してすごく落ち込んだことがありました。帰り道、ずっと下を向いて黙っていて。そのとき私は「大丈夫だよ、誰も気にしてないよ」と言いたくなったんですが、ぐっとこらえて「悔しかったね」とだけ言いました。すると娘は、しばらくしてから「…うん。でも次は頑張る」と小さな声で言ったんです。
あのとき、もし「そんなことで泣かないの」と言っていたら、娘は自分の感情を否定されたと感じていたかもしれません。たった一言の違いが、子どもの心の土台に影響するんだと実感した出来事でした。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか。今日から使えることを7つにまとめました。
家庭でできる非認知能力の育て方7選
① 「結果」より「プロセス」をほめる
「100点すごい!」より「最後まで諦めずに頑張ったね」のほうが、非認知能力は育ちます。
結果だけをほめると、子どもは「うまくいかないときは価値がない」と感じるようになってしまうんですよね。スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授の研究でも、結果ではなく努力をほめられた子どものほうが、難しい課題にも積極的にチャレンジするようになったというデータがあります。
プロセスをほめることで、挑戦する勇気ややり抜く力が育ちます。
うちでも意識的にやっているのが、テストの点数よりも「この問題、どうやって解いたの?」と聞くこと。娘が「ここで一回間違えたけど、やり直したらできた」と説明してくれたときは、「その『もう一回やってみよう』って思えたのがすごいね」とほめるようにしています。最初は照れくさそうにしていましたが、最近は自分から「これ、3回やり直してできたんだよ!」と報告してくれるようになりました。
「難しいのにチャレンジしたね」「失敗しても諦めなかったね」──この一言が積み重なって、子どもの内側からの力になっていきます。
② 子どもに選ばせる機会を作る
「今日の夕ごはん、カレーとパスタどっちがいい?」「公園と図書館、どっち行く?」
こういう小さな選択の積み重ねが、自分で決める力・自分を信じる力を育てます。
最初はなかなか決められなくて、正直ちょっとイライラしてしまうこともあるんですけど(笑)、それも大事なプロセスなんですよね。急かさず、待ってあげることが大切です。
娘も年中のころは「どっちでもいい」が口癖でした。でも根気強く続けていたら、年長の終わりごろには「今日は図書館がいい。だって昨日借りた本の続きが読みたいから」と理由付きで答えられるようになったんです。今では小学1年生になって、休日の予定を一緒に考えるときも「午前中は宿題やって、午後から公園行きたい」と自分でスケジュールを提案してくるようになりました。
選択肢は2〜3個くらいがちょうどいいです。多すぎると逆に決められなくなるので、「AとBとC、どれがいい?」くらいに絞ってあげてください。
③ 気持ちに名前をつける練習をする
「今、悲しいんだね」「それは悔しかったよね」と、子どもの感情を言語化してあげること。これが感情コントロールの土台になります。
感情は、言葉にできると扱いやすくなるんです。「なんかイヤ!」だったものが「悔しかったんだ」とわかると、子ども自身が少し落ち着けるようになります。
娘が幼稚園のころ、お友だちにおもちゃを取られて泣いて帰ってきたことがありました。最初は「泣かないの!」と言いそうになったんですが、ぐっとこらえて「取られて悲しかったんだね。あと、ちょっと悔しい気持ちもあるかな?」と聞いてみたんです。すると娘は泣きながら「うん…悔しい…」と。その言葉が出た瞬間、少し落ち着いたように見えました。
それ以来、うちでは「感情の名前あてゲーム」みたいなことを時々やっています。「今どんな気持ち?嬉しい、楽しい、ワクワク、どれが一番近い?」と聞くと、娘も考えながら「うーん…ワクワクかな!」と答えてくれます。遊び感覚でできるのでおすすめです。
④ 失敗を「経験」として受け止める家庭の雰囲気を作る
「失敗してもいいんだよ」と口で言うだけじゃなくて、親自身が失敗したときに「あ〜、失敗しちゃった!次はこうしよう」と明るく言える空気感をつくること。
子どもは親の背中を見ています。親がミスを怒鳴ったり落ち込みすぎたりすると、子どもも失敗を恐れるようになります。失敗=学びのチャンスという文化を家庭に作りましょう。
これ、私自身が一番反省したところなんですよね。以前、仕事でミスをしたとき、家に帰ってからもずっとイライラしていたことがありました。そのとき娘が「パパ怒ってる…私なんか悪いことした?」と怯えた顔で聞いてきたんです。ハッとしました。私の態度が、娘に「失敗すると怖いことになる」というメッセージを送っていたんだと。
それからは意識して、自分が失敗したときは「パパ、今日お仕事で間違えちゃったんだ。でもそのおかげで次から気をつけることがわかったよ」と娘にも話すようにしています。妻も同じように心がけてくれていて、料理を焦がしたときも「あちゃー!でもこれで火加減わかったわ」と笑い飛ばしてくれる。そういう空気があると、娘も失敗を隠さなくなりました。
⑤ 毎日「今日の話」を聞く時間を5分作る
「今日どうだった?」の一言から始まる会話。これが地味にすごく大切なんです。
大事なのは「評価しないこと」。「それはよかったね」「それはダメだね」じゃなく、「そっかぁ、それでどう思った?」と聞く。自分の気持ちを言葉にする練習と、親への信頼感が同時に育ちます。
うちでは夕食後の片付けをしながら5分間くらい、この時間を取るようにしています。最初のころは「べつに〜」「ふつう〜」しか返ってこなくて、正直心が折れそうになりました(笑)。でも3週間くらい続けたら、だんだん「あのね、今日ね…」と自分から話し始めるようになったんです。
コツは「スマホを置くこと」と「目を見ること」。これだけで子どもの話す量が全然違います。あと、話の途中で「それで?」「へぇ〜」と相槌を打つこと。アドバイスは求められない限りしない。これが意外と難しいんですけど、効果は絶大です。
⑥ 家の中で「役割」を持たせる
「お皿を運んでくれる係」「玄関の靴を並べる係」──小さな役割でいいんです。自分が家族の役に立っているという感覚が、自己効力感(「自分にはできる」という感覚)を育てます。
娘が幼稚園のころから「お箸を並べる係」をやってもらっていたんですが、最初は箸の向きがバラバラだったり、落としたりすることもありました。でも「ありがとう、助かるよ」と毎回伝えていたら、どんどん上手になって、今では「パパの箸はこっち、ママのはこっち」と完璧に並べてくれます。
失敗しても「またやってみる」とすぐ立ち上がるようになりました。先日も牛乳をコップに注ぐ係をしていてこぼしたんですが、「あ、やっちゃった。ティッシュ取ってくる!」と自分で対処していて。小さな責任が、小さな自信を積み上げていくんだと実感しています。
最初は時間がかかるし、やり直しが必要なこともあります。でもそこをぐっとこらえて任せ続けることが大事。「やってあげたほうが早い」は、子どもの成長のチャンスを奪っているかもしれません。
⑦ 「一緒にやる」を大切にする
料理、掃除、買い物──子どもが「手伝いたい!」と言ってきたとき、「邪魔だからあっちで遊んでて」と言わずに、一緒にやってみること。
時間はかかるし、正直散らかったりもするんですが(笑)、この「一緒にやる体験」が好奇心・集中力・達成感をまとめて育ててくれます。
娘と一緒に卵を割ったり、洗濯物をたたんだりした記憶って、今思うと本当に大事な時間だったなと感じます。最初は卵を握りつぶしてグチャグチャにしたこともありましたし、洗濯物は謎のたたみ方でシワシワになったこともありました。でも今は卵を片手で割れるようになったし、自分のTシャツは自分でたためるようになった。
週末には娘と一緒にホットケーキを焼くのがうちの定番になっています。計量から焼き加減の見極めまで、最初から最後まで一緒にやる。時間にして30分くらいですが、その30分で集中力、段取り力、達成感がまとめて育っている気がします。完璧にやらせようとせず、「楽しくやる」を優先するのがコツです。
うまくいかなかったときの話
ここまで偉そうに書いてきましたが、正直、私も最初からうまくできたわけじゃありません。
「プロセスをほめる」を意識しすぎて、毎回「頑張ったね」と言っていたら、娘に「パパ、いつも同じこと言う」と冷静にツッコまれたことがあります。ほめ言葉がテンプレ化していたんですよね。それからは「どこが難しかった?」「どうやって乗り越えたの?」と、具体的に聞くようにしました。
あと、「選ばせる」を意識しすぎて、忙しい朝に「朝ごはん何食べる?パンとごはんとシリアルと…」と聞いてしまい、娘が延々と悩んで遅刻しそうになったこともあります。今では朝は「パンね!」と親が決めて、選ばせるのは時間に余裕があるときだけにしています。
完璧にやろうとすると続かないんですよね。「今日はこれだけ意識しよう」くらいのゆるさが、結局は長続きするコツかなと思います。
まとめ
非認知能力を育てるのに、特別なことは必要ありません。日々の声かけ、選択の機会、失敗を笑い飛ばせる家庭の空気──そういう積み重ねが、子どもの「生きる力」になっていきます。
7つ全部一気にやろうとしなくて大丈夫。「今日はこれを意識してみよう」くらいのペースで十分です。私も最初は「プロセスをほめる」だけを意識するところから始めました。それが習慣になってから、次の項目に取り組む。そんな感じで大丈夫です。
娘を見ていて思うのは、非認知能力が育ってくると、勉強面でもプラスの影響が出てくるということ。「わからない問題があっても、すぐ諦めずに考えてみよう」と思えるようになったのは、間違いなくこの1年の取り組みのおかげだと感じています。
まず一つ、試してみてください。きっと小さな変化が見えてくるはずです。
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