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子どもの指しゃぶり・爪かみ、やめさせる?見守る?
「また指しゃぶりしてる…」「爪かみ、いつになったらやめてくれるの?」
子どもの指しゃぶりや爪かみを見ると、親としてはどうしても気になりますよね。私も娘が幼稚園の頃、爪かみがなかなか治らなくて、正直かなり悩みました。
「やめなさい」と言うべきなのか、それとも見守るべきなのか。周りのママ友に聞いても意見はバラバラで、余計に迷ってしまったんです。
今回は、そんな指しゃぶりや爪かみへの向き合い方について、我が家の体験も交えながらお話しします。
指しゃぶり・爪かみはなぜ起こる?
まず知っておきたいのが、指しゃぶりや爪かみは多くの子どもに見られる行動だということ。決して珍しいことではありません。
心を落ち着かせるための行動
子どもが指しゃぶりや爪かみをする理由の多くは、「安心したい」という気持ちからきています。
赤ちゃんの頃からの指しゃぶりは、もともと吸啜反射という本能的なもの。成長しても、不安なときや緊張しているときに、無意識に口元に手がいってしまうんですね。
うちの娘の場合、特にテレビを見ているときや、眠くなってきたときに爪をかむ癖がありました。本人に聞いても「わかんない」と言うだけで、完全に無意識だったようです。
退屈しのぎや癖になっている場合も
必ずしもストレスが原因とは限りません。単純に手持ち無沙汰なとき、何となく続けているうちに癖になってしまうケースもあります。
「ストレスがあるのでは?」と心配しすぎると、親の方が追い詰められてしまうこともあるので、まずは落ち着いて観察することが大切です。
やめさせるべき?見守るべき?
結論から言うと、年齢や状況によって対応を変えるのがベストです。
3歳くらいまでは基本的に見守りでOK
指しゃぶりに関しては、3歳頃までは発達の過程として見守る姿勢で問題ないとされています。無理にやめさせようとすると、かえって執着してしまうことも。
この時期は「やめなさい」と叱るより、自然と手が離れるタイミングを待つ方が親子ともにラクです。
4歳以降は少しずつ意識させていく
ただ、4歳を過ぎても頻繁に指しゃぶりをしている場合は、歯並びへの影響が心配されることがあります。かかりつけの歯医者さんに相談してみるのも一つの手です。
爪かみについても、衛生面や爪の変形が気になるようなら、少しずつ意識させていく段階に入ります。
「叱る」より「気づかせる」アプローチを
ここで大事なのが、頭ごなしに叱らないこと。
私も最初は「またかんでる!やめて!」と言ってしまっていたんですが、これが逆効果でした。娘は余計に隠れてかむようになり、爪はボロボロに…。
そこで作戦を変えて、「あ、今かんでるね」と静かに声をかけるだけにしました。責めるのではなく、本人に気づいてもらう感じです。
これを続けていたら、娘も「あ、またやってた」と自分で意識できるようになっていきました。
我が家で試した対応のコツ
具体的にどんな工夫をしたか、いくつかご紹介します。
手を使う遊びを増やした
手持ち無沙汰が原因の一つかもと思い、手を使う遊びを意識的に増やしました。
うちにはカタミノという木製パズルがあるんですが、これに集中しているときは当然手が塞がるので、爪かみをしません。折り紙やお絵かき、粘土遊びなども効果的でした。
「やめなさい」と言う代わりに、「一緒にこれやろう」と誘う方が、お互いにストレスがないですね。
爪を短く整えておく
かむ爪がなければ、かみようがない。単純ですが、これが意外と有効でした。
お風呂上がりに「きれいにしようね」と声をかけながら、こまめに爪を切るようにしました。娘も自分の爪がきれいだと嬉しいらしく、「かんだらもったいない」という意識が芽生えたようです。
苦味マニキュアは慎重に
爪かみ防止用の苦いマニキュアも売られていますよね。試そうかと思った時期もありましたが、我が家では使いませんでした。
娘の性格的に、「罰を与えられた」と感じてしまいそうだったからです。効果がある子もいると思いますが、お子さんの性格によって向き不向きがあると思います。
こんなときは専門家に相談を
基本的には成長とともに落ち着くことが多い指しゃぶりや爪かみですが、以下のような場合は専門家への相談をおすすめします。
- 指や爪から出血するほど激しい
- 小学校に上がっても頻度が減らない
- 他にもチック症状など気になる行動がある
- 本人がやめたいのにやめられず苦しんでいる
小児科や発達相談の窓口、スクールカウンセラーなど、相談できる場所はいくつかあります。一人で抱え込まず、プロの意見を聞いてみてください。
親の焦りは子どもに伝わる
これは自分への戒めでもあるんですが、親が焦れば焦るほど、子どもは敏感に感じ取ります。
「なんでやめられないの?」「恥ずかしいよ」なんて言葉、つい出そうになりますよね。私も何度も喉元まで出かかりました。
でも、子ども本人だって好きでやっているわけじゃない。無意識の行動をコントロールするのは、大人でも難しいことです。
「いつかは治る」と信じて、長い目で見守る姿勢が、結局は一番の近道だったと今は思います。
まとめ
子どもの指しゃぶりや爪かみは、多くの場合、心を落ち着かせるための自然な行動です。
3歳頃までは基本的に見守りで大丈夫。それ以降も、叱るのではなく「気づかせる」アプローチを心がけると、親子ともに負担が少なくなります。
手を使う遊びを増やしたり、爪を短く整えたりといった地道な工夫が、少しずつ効いてくることもあります。
うちの娘は小学生になった今、ほとんど爪かみをしなくなりました。あんなに悩んでいたのが嘘のようです。
焦らず、責めず、でも放置もせず。そのバランスを探りながら、お子さんのペースに寄り添ってあげてくださいね。


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